税務調査の対応方法

税務調査の対応を細かな部分から説明していきます。

タックス・ヘイヴン(租税回避地)とは?

Filed Under 税務調査の対応 | Posted on 10月 19, 2009

タックス・ヘイヴンという言葉をお聞きになったことがあるでしょうか。なんとなく言葉の響きから「税金天国」と考えてしまいがちですが、ヘイヴン(haven)は天国ではなく、「避難所」の意味です。(※ ちなみに天国のヘブンは(heaven)です。)よって、日本語では「租税回避地」となります。税金を払わないで済むようにするために利用されるわけですから、租税回避地となります。

タックス・ヘイヴンとは、税金が免除される、もしくは著しく軽減される地域のことを指します。そもそもは小さな島国など産業が発達しない国が、国際物流の拠点となることを促進するために作った制度でしたが、現在の国際金融取引においては、租税負担の軽減を目的とした多くの資金がタックス・ヘイヴンを経由して動いているのが現状です。物流ではなく、お金の流れの経由地となっているわけです。

また、一部のタックス・ヘイヴンには暴力団やマフィアの資金や第三国からの資金が大量に流入して「マネーロンダリング(資金洗浄)」に使われていることが国際問題となっています。マネーロンダリングは犯罪によって得られた収益金の出所などを隠蔽して、一般市場で使っても身元がばれないようにする行為で、非合法組織の活動資金となっているため各国協力して撲滅に全力をあげています。

各国の租税回避地に対する対応はまちまちですが、日本では法人税の実効税率が25%以下となる国や地域を、事実上タックス・ヘイヴンと認定しています。(租税特別措置法)

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