税務調査の対応方法

税務調査の対応を細かな部分から説明していきます。

対応の基本的な心構え~その2

Filed Under 税務調査の対策と対応 | Posted on 9月 21, 2010

個人事業者の方、脱サラして個人で起業したばかりと云う方は、まだ税務調査の経験がないと思います。
何事も初めての場合、知らないことばかりで焦ってしまうものです。特に初めての税務調査の対応をどうすればいいのか悩むことになるでしょう。今回は税務調査の対応について、初めての方の心構えについてご紹介しましょう。
まず、管轄の税務署から電話で「税務調査を行います」という連絡が入ることになります。相続税などの個人対象の税務調査の場合は、葉書や書面にて調査したい旨と実施予定日時を連絡してくることもあります。
こうした税務調査の連絡があったら、『調査対象期間』と『調査対象』をしっかりと確認しましょう。税務調査の対象期間と調査対象を確認しておけば、税務調査に対応する時の段取りが事前にできますから、当日になってドタバタすることを防げます。
具体的な必要書類等の準備、対応の相談は顧問の会計事務所や税理士さんと打ち合わせして準備しておきましょう。
税務調査に訪れる相手の部署と氏名をしっかりと確認し、税務調査日程は担当の税理士と相談して折り返すと伝えましょう。担当の税理士さんや会計事務所には早めに連絡して予定を組みましょう。
税務調査日程については、よっぽどの用事がある場合以外は変更できませんが、重要などうしても外せないような用事があれば変更対応してもらえる場合があります。しかし、たびたび変更すると変な詮索をされたり、隠ぺい工作を疑われたりと税務調査のときに変な先入観を持たれますので、できれば日程の変更などはしないほうがいいでしょう。

対応の基本的な心構え

Filed Under 税務調査の対応, 税務調査の対策と対応 | Posted on 8月 9, 2010

税務調査はどうしてもナーバスな気持ちになってしまいます。しかし、ナーバスな気持ちのまま対応しても、プラスになることはあまりありません。そこで税務調査の対応について簡単にまとめておきましょう。
なんだかんだ言っても、税務署から税務調査の連絡があると何度経験があっても対応にはナーバスになるものです。特に後ろ暗いことをやっているわけでもないのに、ドキドキしてしまう・・・誰にもある感情です。ナーバスになるのが当たり前だとおもうことで、少しはナーバスな気持ちもおさまっていくのではないでしょうか。
特に、税務調査の場合には対応次第でなんとかなりそうなところもあるので尚更です。日頃から税務調査がいつ来てもいいように帳簿をきちんと整え、資料も整理できていれば対応もスムーズに行えます。忙しさにかまけて帳簿がずさんな管理だと税務調査の対応もままなりません。
いざ税務調査が入ったときに、帳簿や資料の不備を指摘されてしまうと、どうしても税務調査官のペースで進められてしまいます。何かと不利になるケースもありますし、弱みを見せると精神的に前向きになれないため対応が後手にまわることもしばしば。
やはり税務調査の対応で強気になれるよう、日頃から帳簿や資料はきちんと整理しておくことが肝要です。いざ税務調査の対応を行う時に自分のペースで対応できるので、前向きな対応ができます。何事も自分のペースで出来れば、税務調査の対応においてもいい結果が導かれるものです。きちんと知識を身につけて自分から取り組めるように勉強していきましょう。

対応のときに知っておきたい権利

Filed Under 税務調査の対策と対応 | Posted on 5月 19, 2010

税務調査は、”犯罪を犯して取調べを受けている”と勘違いしている人が少なくありません。
決してそんなことはありません。税務調査は”任意調査”であって、税務調査する側もされる側も対等なうえに不明なところを明らかにするための調査だと認識しましょう。また、税務調査の対応として注意しておきたい権利があります。
『お上の言う事には逆らえない』などと頭を垂れてはいけません。つい、税務調査の対応初心者は、税務署の調査官に圧倒されてしまってなんでも言うことを聞いてしまいがちですが充分気をつけましょう。税務署の調査官は、税務に関しては専門家です。税務調査を受けるこちらの対応としては、基本的な税務知識を持っておくこと、分からないことがあっても『それが何か?』と開き直る態度も必要でしょう。
以下に税務調査の対応時に気をつけたいポイントをご紹介しましょう。
[税務調査の対応ポイント#1]~レジ・金庫は調査できない
税務調査時に、レジや金庫を調べようとする税務署の調査員がいます。「調査」というのは、税務調査の対応をするこちら側が任意に提出した関係書類などを調べることであり、納税者の承諾なしに勝手にレジや金庫を調査することはできません。現金商売の店では特に対応に気をつけましょう。
<憲法35条 礼状なしで侵入、捜索及び押収を受けることのない権利>
[税務調査の対応ポイント#2]~承諾無しに立ち入るのは違法
納税者に無断で店内や事務所、工場に入ることは違法となります。
<憲法35条 礼状なしで侵入、捜索及び押収を受けることのない権利>
[税務調査の対応ポイント#3]~書類や帳簿は持ちかえれない
税務調査が進む過程で、「帳面を預かりたい」という申し出があったとします。この場合も、納税者の同意がなければ持ち出すことはできません。きちんと対応しましょう。
<憲法35条 礼状なしで侵入、捜索及び押収を受けることのない権利>

つまり、税務調査の対応って……

Filed Under 税務調査の対応, 税務調査の対策と対応 | Posted on 2月 17, 2010

確定申告が昨日から全国一斉に始まりました。この確定申告をしっかりとやっておけば税務調査もこわくないわけですが、なるべく節税したいというのも正直な気持ちです。そこで納税者と税務署で見解の違いなども出てくるわけですが……。
税務調査の対応については、対応は基本的にケースバイケースというのが実際のところです。しかし、個別対応が基本といっても、対応策は様々なケースを想定して準備しておかなければなりません。特に税務調査の場合、調査される側にも税務の知識がなければ、調査する側の一方的な主張に従わなければならないということになりかねません。それでは、面白くありません。
やはり税務調査を受ける際には、それ相応の税務知識を持って対応に臨まなければなりません。当然、税務の専門家である税理士などの助けは借りなければなりませんが、全ての対応を任せっきりというわけにはいきません。自分なりの方針をもって税務調査の対応にあたるのが肝要です。
税務調査は何も悪いことをしたから、調査されるというものではありません。通常は定期的に調査されるものなので、自分の税務処理に自信を持って対応に臨みましょう。そのためにも日ごろからの税務処理には税務調査での対応に困らないようにしっかりとした対応をしておクことが大切です。
税務調査の対応の基本は、調査する側とされる側は対等だという気概をもって対応に臨むこと。税務署をお上だと思って、言われるがままに対応するということなどないようにしてください。税務調査する側の税務署は、(言葉は悪いですが)取れるものは取ってしまえという考えでいます。決してなめられないようにしましょう。

税務調査後の対応アレコレ

Filed Under 税務調査の対策と対応 | Posted on 1月 19, 2010

前回は税務調査時の対応についてご紹介しましたが、今回は税務調査後の対応についてアレコレまとめてみましょう。
税務調査の対応の際には、都度問題点を指摘されますので自分の回答を含めて全ての発言をメモしておきましょう。指摘事項は顧問の税理士と協議して対応策を検討します。一般的には税務調査の対応の後、税務署から出頭依頼があります。
税務調査後、電話により税務署への出頭依頼が入るのが通常の対応の流れになります。その際、税務調査結果の開示内容は、通常、以下の4点となります。
(1.) 対象勘定科目と増減金額について
(2.) (1.)に対する過少申告加算税・重加算税の区別について
(3.) 消費税の課税計算について
(4.) 源泉徴収税・印紙税について
続いて税務調査の結果に対する対応は、以下の2点になります。
(a.) 税務調査の結果を受け入れる場合には「修正申告書の提出」という対応を取ります。
(b.) 税務調査の結果を受け入れない場合には「税務署から更正・決定処分を受ける」という対応を取ることになります。
しかし、税務署の更生・決定処分に不満があるときには不服申立をするという対応になりますが、その対応を取ることが出来る期間が定められていますので以下にまとめておきましょう。
◆ 異議申立……処分があったことを知った日の翌日から起算して2ヶ月以内の対応
◆ 審査請求……異議決定書の謄本の送達があった日の翌日から起算して1ヶ月以内の対応
◆ 取消訴訟……処分又は裁決があったことを知った日から6ヶ月以内の対応

対応時の心構えと準備

Filed Under 税務調査の対策と対応 | Posted on 12月 16, 2009

税務調査の対応時における心構えと準備についてご紹介しましょう。税務調査は調査する側と調査される側の双方が対等だという心構えで対応します。そのためにも、税務調査の対応方法、主張出来る権利、関わる法律を勉強しておくことでスムーズな対応が可能となります。
(1.)調査官の身分証明書を必ず確認
税務調査の対応に先立ち、調査官の身分証を確認し、官職名、姓名、生年月日をメモします。
(2.)調査内容とその理由を確認
所得税法では「必要があるとき」に限って、税務調査官が質問検査することが許可されます。申告納税制度のもとでは調査が必要かどうかを税務署が勝手に判断することはできません。税務調査は納税者の事前承諾なしでは行えない「任意調査」です。
(3.)税務調査と関係ない質問には答えなくてもよい
税務調査はその調査目的の範囲内に限定されることと定められています。
(4.)レジ、金庫は調査できません
「検査」とは納税者が任意に提出した関係書類などを調べることであり、従って承諾なしに勝手に引き出しを開けたりする調査は違法行為です。
(5.)税務調査には顧問税理士に立ち会ってもらいましょう
税務調査官は「税金のプロ」です。対等に渡り合うためにも税理士さんに立会いをお願いしましょう。
(6.)取引先、銀行などの調査は承諾なしにさせないこと
得意先・仕入先・取引銀行を税務署が調査する「反面調査」は、取引先との関係悪化の可能性があるので、承諾なしにはさせないように。
(7.)書類作成や捺印は慎重に
税務調査官に「捺印」を求められた場合、どんな書類でもその場ですぐに対応せずによく考えてから対応しましょう。

税務調査の心構え

Filed Under 税務調査の対応, 税務調査の対策と対応 | Posted on 11月 18, 2009

起業してから間もなくて、まだ税務調査の経験がないという場合には、税務調査の対応をどうすればいいのか悩むこともあると思います。今回は税務調査の対応について、心構えなんかをご紹介したいと思います。
まず、税務調査を行いますという連絡が管轄の税務署から電話で入ります。相続税などの個人対象の税務調査の場合は、葉書や書面にて調査したい旨をポストに入れて、実施予定日時を連絡してくることもあります。その際、調査対象期間と何年分が調査対象なのかをを聞いておきます。税務調査の対象期間を確認しておけば税務調査に対応する時の段取りができます。
必要書類等の準備、対応の相談などは、会計事務所や税理士さんと打ち合わせして準備しておきましょう。電話で相手の部門と氏名をしっかりとメモしておき、日程は担当の税理士と相談して返事すると伝えましょう。そして、担当の税理士さんや会計事務所には早めに連絡してください。税理士さんにも予定があるので、税務調査の日には一緒に対応していただかなくてはいけないので、早めに予定をくみましょう。
税務署が申し出てきた日程に、もし重要などうしても外せないような用事があれば変更対応してもらえる場合があります。しかし、たびたび変更があるようだと、次回の税務調査時に変な詮索をされたり隠ぺい工作をはかったのではないのかと疑われたりと税務調査のときに変な先入観を持たれますので、できれば重要な理由がない場合には日程の変更などはしないほうがいいでしょう。
税務署から最初の連絡があった場合には焦らず、驚かず、通常業務と同じように対応しましょう。

税務調査関連のニュース

Filed Under 税務調査の対応, 税務調査の対策と対応 | Posted on 9月 17, 2009

先日、税務調査に関するニュースが報道されていたのでご紹介したいと思います。
健康食品会社が申告漏れ 租税回避地使い十数億円
(共同通信|2009/9/15配信より引用)
『健康食品販売会社「ナチュラリープラス」(東京)が東京国税局の税務調査を受け、タックスヘイブン(租税回避地)を使った取引をめぐり、2007年8月期までの3年間に十数億円の所得の申告漏れを指摘されたことが15日、分かった。追徴税額は過少申告加算税を含め5億円前後とみられる。
~(中略)~だが、税務調査で資金を融資した金融会社が実体のないペーパーカンパニーだったことが判明。国税局は支払った金利分が金融会社への寄付金に当たり、損金算入できないと判断したもようだ。(以下省略)』
この健康食品会社を巡っては、2008年5月に東京国税局による定期の税務調査で、この取引に関する修正申告の内容と同東京国税局の解釈に見解の相違があり、今年5月に再度修正申告を行っているそうです。その際には、重加算税が課されていないことから、仮装・隠ぺい等の悪意のある行為とは判断されていないようです。
今回のケースは、タックスヘイブンを利用した租税回避について、実態の無い取引であり、経費ではないと判断されたケースです。対応が良かったようで重加算税は課されていないようですが、このように租税回避地と呼ばれるタックスヘイブンを利用した租税回避については、表に出ないものも含め多数の事例があると言われています。

税務調査の対応;まとめ

Filed Under 税務調査の対応, 税務調査の対策と対応 | Posted on 3月 17, 2009

これまで税務調査の対応について、心構えや権利、方法などについてご紹介してきました。今回はこうした税務調査の対応にについて少しまとめておこうと思います。
実際のところ、税務署から税務調査の連絡があった場合には、何度か経験があっても対応にはナーバスになるものです。特に後ろ暗いことをやっているわけでもないのに、ドキドキしてしまうとか。これが税務調査が初めてだった場合にはなおのこと、対応には緊張するものだと思います。
特に、税務調査の場合には対応次第で結果が変わってしまう要素も多分にあるから尚更です。日頃から税務調査がいつ来てもいいように帳簿を整え、資料も整理できていれば対応もスムーズに行えますが、忙しくてなかなか出来ないというのが現状ではないでしょうか。
しかし、いざ税務調査が入ったときに、帳簿や資料の不備を指摘されてしまうと、どうしても税務調査官のペースで進められてしまうので何かと不利になるケースもあります。(※ 弱みを見せると精神的に前向きになれないのは何事も同じです・・・)
やはり税務調査の対応においてイニシアチブを取れるように、日頃から帳簿や資料はきちんと整理しておきましょう。そうすることで、いざ税務調査の対応を行う時に自分のペースで対応できるので、無駄なエネルギーを使わずに済みます。何事も自分のペースで出来れば、いい結果になるものです。税務調査の対応においてもきちんと知識を身につけて自分から取り組めるように勉強していきましょう。

税務調査の対応心得

Filed Under 税務調査の対策と対応 | Posted on 1月 16, 2009

今回は税務調査を受ける際の対応心構えや対応方法についてまとめていきましょう。税務調査の対応方法と権利・法律といったことを知ることで、対応がずいぶんとスムーズになってきます。
税務調査は担当官が事前に調査日程を告げて、事務所にやってくることになりますが、その調査官がきたところから対応スタートです。
1.調査官の身分証明書(写真付)を必ず確認しましょう
税務調査の対応に先立ち、調査官の身分証を確認し、官職名、姓名、生年月日をメモしましょう。
2.用件と調査内容とその理由を確認しましょう
<所得税法>では「必要があるとき」に限って質問検査が可能になることになっています。納付する税額は納税者の(自主的な)申告によって確定することを原則とする申告納税制度のもとでは調査が必要かどうかを税務署が勝手に判断することはできません。
3.税務調査は納税者の同意が必要
納税者の事前承諾なしに店内や事務所・工場に立ち入るのは違法行為です。税務調査は、納税者の同意なしでは行えない「任意調査」です。
4.税務調査と関係ない質問には答えなくてよい
税務調査はその調査目的の範囲内に限定されることと定められています。
5.レジ、金庫は調査できません
「検査」とは納税者が任意に提出した関係書類などを調べることであり、従って承諾なしに勝手に引き出しを開けたりする調査は違法行為です。
6.税務調査には信頼できる人物に立ち会ってもらいましょう
税務調査官は「税金集めのプロ」です。対等にわたりあうためにも信頼できる立会人を用意しておきましょう。
7.取引先、銀行などの調査は承諾なしにさせないこと
「反面調査」とよばれる、得意先・仕入先・取引銀行を税務署が調査する行為があります。取引先との関係悪化が起きる可能性もあるので、承諾なしにはさせないようにしましょう。
8.書類作成や捺印は慎重に行いましょう
税務署員に「捺印」を求められた場合、どんな書類でもその場ですぐに対応せずに、よくよく考えてから対応しましょう。


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