税務調査の対応方法

税務調査の対応を細かな部分から説明していきます。

税務調査の注意点

Filed Under 税務調査の対策と対応 | Posted on 12月 17, 2008

「税務調査」は、取引内容を確認したうえで、申告内容の妥当性をチェックするのが目的です。
ここでは、いくつかの具体的な勘定科目を基に、税務調査の対応時に問題となりやすい点を見ていきましょう。
税務調査に対応するためにもこれらの勘定科目について、日常業務のうえで常に問題が生じないように適正に処理をしておきましょう。
<現金:現金有高と帳簿残高>
実際の現金有高と帳簿残高に差異がある場合には、売上計上洩れ、仕入計上過大等、税務調査の対応で大きな問題に発展する可能性があります。
常日頃から定期的に現金実査を行い帳簿への誤記入がないように心がけましょう。
<売掛債権:貸倒償却>
売掛債権が貸倒れと認められるには税務上いくつかの要件があります。
事前に税務当局の対応時に説明できる書類等を揃えておく必要があります。
<棚卸資産:在庫洩れ>
在庫洩れについては、事業年度末において実地棚卸を実施、外注先保管品、外部倉庫預け品などを確認、期末日直前の入荷・出荷などに注意です。
<仮払金:貸付金との区分>
仮払金が実質的に貸付金で、受取利息の計上がなされていない場合には、受取利息の認定課税がなされます。
仮払金勘定の中に、貸付金的なものが含まれていないかをチェックし適切に処理しておく必要があります。
<固定資産:事業供用日>
減価償却資産については、事業の用に供してはじめて減価償却できます。
また、期中取得資産については減価償却費の月割計算が必要になりますので、購入した資産をいつ事業の用に供したか確認することが大切です。
<資本的支出と修繕費>
減価償却資産について、修理、改良等のため支出した金額が資本的支出となるか、修繕費となるかの根拠について説明できるよう、写真、新旧図面、見積書、工事内容説明書などの資料を収集したり、作成しておく必要があります。
<売上げ・仕入れ:引渡日>
通常、商品等の棚卸資産を販売した場合の売上げの計上時期は、その商品等を相手方に引き渡した日の属する事業年度となります。
従って「引渡しの日」が客観的に説明できるように、納品書等の書類等を整理しておくことが大切です。
などなど税務調査の対応のために注意が必要な点はたくさんあるのです。

税務調査の初動対応まとめ

Filed Under 税務調査の対策と対応, 税務調査の対応 はじめに | Posted on 11月 20, 2008

これまで、税務調査の対応についていろいろ書いてきましたが、もう一度大事な部分をまとめていきたいと思います。
税務調査(通常は「任意調査」になります)が行われる場合、まずは管轄の税務署から電話が入ります。
相続税などの個人対象の税務調査の場合で、個人宅など留守がちな所には、ハガキや書面にて調査したい旨をポストに入れて、実施予定日時を連絡してきます。
そして調査対象期間と何年分の調査対象なのかをを聞いておきます。対象期間を確認しておけば税務調査に対応する時の書類を整理、用意する段取りができます。
必要書類等の準備などは、会計事務所や税理士さんと打ち合わせして準備しておきましょう。
そしてそのあとは、電話で相手の部門と氏名をしっかりとメモしておき、日程は担当の税理士と相談して返事すると伝えましょう。
担当の税理士さんや会計事務所には早めに連絡してください。
税理士さんにも予定があるので、税務調査の日には一緒に対応していただかなくてはいけないので、早めに連絡するのがコツといえます。
税理士さんや会計事務所に直接連絡が行くこともありますが、通常はまず納税者の方に連絡がきます。
税務署の担当は、法人は法人部門、個人は個人部門になっています。
先方(税務署)が申し出てきた日程に、もし重要などうしても外せないような用事があれば聞いてもらうことはできます。
しかし、たびたび変更があるようであれば次回の税務調査時に変な詮索をされたり隠ぺい工作をはかったのではないのかと疑われたりと税務調査のときに変な先入観を持たれますので、できれば重要な理由がない場合には日程の変更などはしないほうがいいでしょう。
税務署から最初の連絡があった場合には焦らず、驚かず、通常業務と同じように対処することが肝要でしょう。

税務調査の流れ

Filed Under 税務調査の対策と対応 | Posted on 10月 20, 2008

ここまでで、税務調査の時の対応方法がある程度分かってきたと思いますが、今一度税務調査の対応方法を踏まえたうえで税務調査の流れと対応方法を説明していきます。
①税務署からの連絡があります。
基本的に税務署から電話連絡があります。そこで調査の日時を告げられます・・・が、仕事の都合などで都合がつかない場合はその日の調査を断ることも可能。しかし、その場合には別の日で必ず都合をつけなければなりません。
②準備調査の流れ
調査官は、税務調査に来る前に準備調査をします。まずは会社の決算書を見て、前年対比などから異常値を把握して、実地調査で重点的に調べるところを確認するのです。
③実地調査
大体朝10時ころから行われます。午前中は聞き取り調査を中心に行いまして、社長の経歴や企業の沿革などについて質問してきます。
その後、実際に総勘定元帳や領収書、請求書などを見ていくのです。現金を取り扱う会社の場合は、現金出納帳と現金残高の確認と比較だったりを行うことが多いようです。
調査の日にちですが通常の調査は3日~1週間くらいで終了します。
③調査終了後
調査の結果によって、申告是認(申告が正しかったと認めること)し、または修正申告、更正の手続きをして、税金の修正分を納付もしくは還付の手続きをします。
修正申告の場合では、ペナルティーとして過少申告加算税、重加算税、延滞税等が加算されることになります。
税務調査の対応方法と流れを把握しておくべきですね。

細かな部分も調査

Filed Under 税務調査の対策と対応 | Posted on 9月 24, 2008

1.消費税の処理について細かく調査
商品券等の非課税取引や組合費等の不課税取引・消費税の課税対象とならないような物を仕入税額控除していないかどうか、簡易課税で課税売上げにモレがないかどうかまで調べられるようです。
2.源泉徴収もれなどを念入りにチェック
例えば、報酬等から源泉徴収もれはないかどうかであったり、またパートやアルバイトの扶養控除等申告書の提出の有無、また提出がない場合、税額表の乙欄を適用しているかどうか、といったことも見られるようです。
3.印紙税の貼り忘れなども確認
購入した印紙は適正に使用されているかどうか、契約書等では印紙が必要な文書か、また貼り忘れはないか、印紙は正しい金額か、消印はきちんとなされているか、等を細かく確認されます。日頃から印紙などの金券はきちんと管理しましょう。
日頃からのきちんとした、細かな処理の積み重ねで節税につながります。

税務調査対策 資料の整理

Filed Under 税務調査の対策と対応 | Posted on 6月 9, 2008

税務調査の法人税等に関する対応秘策
日頃からの徹底した、財務諸表規則、税法や商法、民法等に則った適正で誠実な会計処理等を行うことはもちろんのこと、税務調査等で要求されたらいつなんどきでもすぐ見せられるように、総勘定元帳・補助元帳等の帳簿・領収書・請求書適正な経理処理・決算書類の作成適正な税務申告書の作成・提出会計ソフトのデータ・帳簿・原始証憑・税務申告書(控)の適切な保管等の証憑書類をきちんと徹底して整理保存しておくのが一番有効な税務対応策です。軽油特約業者・元売業者などは税務調査で軽油税の事も対象となりますので準備しておいてください。
そして調査中の調査官の質問や問題点の指摘などすべてメモしましょう。後日の参考となります。


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